英語レベル A1〜C2

CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)は、言語能力を初心者向けのA1からほぼ完全に使いこなせるC2までの6段階で示します。以下では各レベルをわかりやすく説明し、そのレベルでできること、試験スコアのおおよその目安、そしてそのレベルのLexingloのレッスンと練習問題セットをすべて紹介します。

  1. A1とはどんなレベル?

    A1(Beginner)はCEFRの6段階のうち最初のレベルです。A1では、身近な日常表現を使い、自己紹介をし、住んでいる場所や知り合いについての簡単な質問に答えられます。ただし相手がゆっくりはっきり話してくれることが前提です。この段階には、短くゆっくりで繰り返しの多い音声が最も適しています。

    A1のレッスンと練習問題

    A1でできること

    1. なじみのある日常表現やごく基本的なフレーズを理解し、使える。
    2. 自分や他人を紹介できる。
    3. 住んでいる場所など、身の回りについて簡単な質問をしたり答えたりできる。

    57レッスン練習問題245セット

  2. A2とはどんなレベル?

    A2(Elementary)はCEFRの2番目のレベルで、基礎段階の最上位です。A2では、買い物や家族、仕事、道案内などについての短い決まったやり取りをこなし、自分の経歴を簡単な文で説明できますが、まだはっきりとゆっくり話してもらう必要があります。Cambridge Englishによると、到達にはガイド付き学習で約180〜200時間かかります。

    A2のレッスンと練習問題

    A2でできること

    1. 家族、買い物、仕事など身近な分野の文やよく使われる表現を理解できる。
    2. 直接的な情報交換が必要な簡単で日常的な用事でやり取りできる。
    3. 自分の背景や身の回りの状況を簡単な言葉で説明できる。

    119レッスン練習問題308セット

  3. B1とはどんなレベル?

    B1(Intermediate)はCEFRで最初の自立した言語使用者のレベルです。B1では、身近な話題についてのはっきりした話の要点を理解し、旅行中のほとんどの場面に対応でき、計画や意見を簡単に説明できます。英語での日常生活を自分の力でこなし始めるのがこの段階です。Cambridge Englishによると、ガイド付き学習で約350〜400時間が目安です。

    B1のレッスンと練習問題

    B1でできること

    1. 仕事、学校、余暇など身近な話題について、はっきりした話の要点を理解できる。
    2. 旅行中に起こりうるたいていの場面に対応できる。
    3. 身近な話題について簡単なまとまった文章を書ける。

    751レッスン練習問題167セット

  4. B2とはどんなレベル?

    B2(Upper-Intermediate)は自立した言語使用者の上位レベルです。B2では、講義やニュース、自分の分野の専門的な議論についていけ、流暢な話し手ともお互いに無理なく会話できます。英語で授業を行う大学の多くがB2を最低条件にしています。Cambridge Englishによると、到達にはガイド付き学習で約500〜600時間かかります。

    B2のレッスンと練習問題

    B2でできること

    1. 具体的・抽象的な話題の複雑な文章の主旨を、専門分野の技術的な議論も含めて理解できる。
    2. ネイティブスピーカーと無理なく日常的に会話できる程度に、流暢かつ自然にやり取りできる。
    3. 幅広い話題について、明確で詳しい文章を書ける。

    498レッスン練習問題116セット

  5. C1とはどんなレベル?

    C1(Advanced)はCEFRで最初の熟達した言語使用者のレベルです。C1では、長く難しい文章とその含意を理解し、言葉を探さずに流暢に話し、学業や仕事で英語を効果的に使えます。読み書きの多い課程ではC1が求められることがよくあります。Cambridge Englishによると、ガイド付き学習で約700〜800時間が目安です。

    C1のレッスンと練習問題

    C1でできること

    1. 高度で長い文章を幅広く理解し、言外の意味も読み取れる。
    2. 表現を探す様子をあまり見せずに、流暢かつ自然に話せる。
    3. 社会生活、学業、仕事の目的に応じて、言葉を柔軟かつ効果的に使える。

    284レッスン

  6. C2とはどんなレベル?

    C2(Proficient)はCEFRの最上位レベルです。C2では、聞いたり読んだりするほぼすべてを理解し、複数の情報源の論点を要約し、複雑な状況でも微妙なニュアンスを正確に表現できます。これはネイティブのような発音ではなく、正確で柔軟な英語の使い方を表すレベルです。Cambridge Englishによると、到達にはガイド付き学習で約1,000〜1,200時間かかります。

    C2のレッスンと練習問題

    C2でできること

    1. 聞いたり読んだりしたほぼすべてを楽に理解できる。
    2. さまざまな話し言葉や書き言葉の情報を要約できる。
    3. 論拠や説明を一貫した形で再構成して示せる。

    36レッスン

CEFRレベルはIELTS・TOEFL・TOEIC・ケンブリッジ英検とどう対応する?

各試験団体がそれぞれCEFRとの対応を公表しています。おおよその目安として、B1はIELTS 4.0–5.0とCambridge B1 Preliminary、B2はIELTS 5.5–6.5とB2 First、C1はIELTS 7.0–8.0とC1 Advancedに相当します。試験ごとに測る技能や方法が異なるため、数値はすべて目安と考えてください。

試験スコアの目安
CEFRレベルIELTSバンドTOEFL iBTTOEIC Listeningケンブリッジ英検
A14.0未満1–1.560+A1 Movers(児童向け)
A24.0未満2–2.5110+A2 Key
B14.0–5.03–3.5275+B1 Preliminary
B25.5–6.54–4.5400+B2 First
C17.0–8.05–5.5490+C1 Advanced
C28.5–9.06測定対象外C2 Proficiency

目安です。各試験団体がCEFRとの対応をガイドとして公表しています。TOEICはリスニングセクションの最低点、TOEFL iBTは2026年1月に導入された1〜6のスケールのバンドです。IELTSは4.0未満のバンドをCEFRレベルに対応させておらず、TOEICリスニングで測れるのはC1までです。 欧州評議会のCEFR全体的な尺度をもとに要約しています。

出典

  1. 欧州評議会:CEFR全体的な尺度と補遺版(2020年)
  2. Cambridge English:ケンブリッジ英検とCEFR、ガイド付き学習時間
  3. IELTSパートナー(British Council、IDP、Cambridge English):IELTSとCEFR
  4. ETS:TOEFL iBTの新スコアスケールとCEFRとの対応
  5. ETS:TOEIC Listening and ReadingスコアとCEFRの対応